イノベーション・サーベイ by Cingulate

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イノベーションが生まれる組織体質診断する

イノベーション・サーベイ

イノベーションが生まれる

組織体質診断する

心理的安全性の先にある、
人と人の多様なコラボレーションを生み出す「信頼」を測る組織診断サーベイです。

イノベーションの創発やDXの推進には、組織体質の改善・変革が必要です。しかし組織体質によっては、どれだけ努力しても期待した結果が得られないことも知られています。では、どのような組織体質が必要なのでしょうか?

キーワードは「信頼」です。

VUCAの時代に、イノベーションを生み出していくためには「信頼」がある組織体質が必要です。
「信頼」によって、社員の自律的な行動、部署横断の新しいコミュニケーション、企業や顧客を巻き込んだオープンイノベーションが期待できます。

心理的安全性の先にある、
人と人の多様なコラボレーションを生み出す「信頼」を測る組織診断サーベイです。

イノベーション・サーベイ 3つの特徴

01 3つのレベルでわかるイノベーション組織指標

イノベーション・サーベイでは、イノベーションを生み出すために巻きこむステークホルダーの範囲を3つに分類。イノベーションが生まれる可能性について、3つのレベルで知ることができます。

チームワーク指標

チームワーク指標

一緒に働く上司やメンバーと行うイノベーションのための種まき

コラボレーション指標

コラボレーション指標

さまざまな部署を横断して、自社の多様性で挑むイノベーション

オープンイノベーション指標

オープンイノベーション指標

顧客やパートナーをまきこむ企業の垣根を越えた大きなイノベーション

社員の定着率改善など「守り」の組織開発だけではありません。競争優位をつくる「攻め」の組織開発を目指すための、他にはないユニークな組織診断サーベイです。

02 組織体質を変えるためのヒントがわかる

分析レポートでは、イノベーション指標をいくつかの要素に分解。イノベーションが生まれやすい組織に変革するために、改善にあたって影響度の高い要素や、のびしろのある要素がわかります。


また、施策でアプローチすべきターゲットを選定するためのヒントも提供。部署ごとに結果がわかるので、優先して対応すべき部署がわかります。

03 学術的根拠に基づき設計された確かなサーベイ

いま実施している組織診断の結果が「占いではない」と自信をもって言えますか?

アンケート調査の質問票は、誰でも作れるように思われがちですが、心理学などで培われた科学的手続きによる品質評価が必要です。にもかかわらず、全ての調査が品質評価されているとは言えず、「占い」とも呼べる組織診断が世の中にはあふれています。

イノベーション・サーベイは、全ての指標で品質評価を実施。組織や信頼の科学で蓄積されてきた学術的根拠を基礎に設計しています。

学術的根拠に基づき設計された正確なサーベイ

イノベーションを目指そう

イノベーションは、一般に想像されるよりも働く中で身近な行為です。いまから100年以上も前に、経済学者シュンペーターは5つのイノベーションを提唱しました。

その中の1つである「新しい生産方式の導入」は、プロセス・イノベーションとも呼ばれます。プロセスを変革し、効率化や新しい価値を生み出すことは、全ての業界・部署で必要ではないでしょうか?既存のプロセスを更新するリノベーションだけでは、事業が生き残り続けることは難しいでしょう。

シュンペーターの5つの新結合

この5つのイノベーションの1つに挙げられているのが「新しい組織の実現」です。組織体質が悪いと、いくら改善を行っても売上・利益につながらない、という調査結果もあります。メンバーの努力の全てを無駄にしないためにも、いま必要なイノベーションです。

イノベーションをつくる人と人の新結合

イノベーションをつくる人と人の新結合

変革のタイミングでは、新結合が必要です。イノベーションの種となる新しいアイデアは、異なる専門性や経験を持った人と人の新しい関係・多様な関係性で生まれます。つまり、人と人との新結合(つながり)です。


そしてつながった人たちが、率直に躊躇せず、意見やアイデアを表明しあう組織を作る。そうして生まれた組織こそが、イノベーションを生み出す組織体質を有しているのです。

イノベーションの鍵「信頼」に基づく新しい組織とは?

信頼とは、初めての人にも任せようと思える気持ち

イノベーション・サーベイでは、「不安のある状況でも、相手に任せようと思える気持ち・行動」を「信頼」と呼びます。

はじめて仕事をする相手に意見やアイデアを表明できるのは、信頼するからこそできる自己開示でしょう。不安の中でも新しい仕事を任せることが、信頼することになります。


つまり「信頼」とは、新しい関係・多様な関係性を生みだすときに生じる不安や危険に挑むための勇気なのです。

信頼とは、初めての人にも任せようと思える気持ち

不安や危険があるからこそ、信頼に意味があります。確実にできる仕事を確実にできる人材に任せることは「安心」であり、イノベーション・サーベイでいう「信頼」とは違うのです。

心理的安全性とは、何が違うの?

心理的安全性は、チームの中で不安や危険を取り除こうとする取り組みです。一方で信頼は、不安や危険と共存しながら仕事を進めていくための勇気を意味します。


本来、企業は働く個人の安全をつくる装置でもあります。ビジネスでの冒険をするためのセーフティーネットといえるでしょう。

しかし、安全に依存し、冒険にふみだせないようでは本末転倒です。そのような組織では、いくらエンゲージメントが高くても、安心だけを求める「ぶら下がり社員」が醸成されることになりかねません。

信頼が人と人のつながりをつくる学術的根拠

信頼は、世界価値観調査(World Values Survey)でも調査項目の1つになる重要な指標です。世界価値観調査は1981年からつづく国際プロジェクトであり、いまでは90を超える国や地域のデータが整備されています。


研究では、相手を信頼できなければ、大きな機会損失になることが知られています。図1は、不確かな環境で同じ相手と取引を継続する確率を示している図です。高い信頼を有する高信頼者は、継続する確率は低信頼者に比べて低いことがわかります。つまり、新しい相手との関係を創る確率が高いのです。

また、知らない相手との取引きには危険が伴いますが、高い信頼があると相手の行動を正確に予測できます(図2)。高信頼者は、未然に危険を回避する能力が高いのです。

また、高い信頼があると、相手の不利益な行動に対してすぐにリアクションができます。仮に、相手選びに失敗したとしても、事態が悪化する前に対処することができるのです。

あなたが働く組織にある「信頼」をみてみよう!

さぁ「信頼でつながる組織になっているか?」見てみましょう!イノベーション・サーベイでは、

  • チームのつながり
  • 部署を横断したつながり
  • 顧客やパートナーを含めた社会とのつながり

の3つのレベルで信頼をみることができます。

これが「チームワーク」「コラボレーション」「オープンイノベーション」の3つのイノベーション指標です。

人の行動変容と同様に、組織行動を変革するためには、現状を認識することが、はじめの1歩です。

あなたが働く組織にある「信頼」をみてみよう!

イノベーションが生まれる組織へ、「信頼」を見ることから始めましょう!

イノベーション・サーベイ監修

鹿内学 博士(理学)
株式会社シンギュレイト 代表

京都大学などの研究機関の教員・研究員として、ヒトの脳(認知神経科学)の基礎研究に第一線で従事。その後、大手人材企業でピープルアナリティクスの事業開発に取り組む中、株式会社シンギュレイトを設立。”信頼”をキーワードに、人と人との新しい関係・関係性を作り、新結合(イノベーション)を増やすことを目指す。ピープルアナリティクスの技術、学術研究などの知見を活用し、イノベーティブな組織づくりを支援している。1on1での話し方・聴き方を可視化する1on1サポーター「Ando-san」、イノベーティブな組織への変革を促す組織診断「イノベーション・サーベイ」を提供中。情報量規準が好き、漫画好き、サッカー好き。
一般社団法人ピープルアナリティクス&HRテクノロジー協会 上席研究員

提供プラン

ベーシックプランをベースに、2つのオプションを提供しています。

ベーシックプラン

700円/
1,000名以上:¥650/名 2,000名以上:¥600/名 3,000名以上:¥500/名

「組織の信頼」と「心理的安全性」が計測できるイノベーション・サーベイです。組織のイノベーション体質度がわかります。サーベイの配信・集計・レポートまで、すべての基本機能が利用可能です。

オプション1
組織コンディションチェック

200円/

組織のストレス度を計測できるサーベイです。施策を行うべき部署と実施すべき施策内容がわかります。

オプション2
御社内のデータとの統合的分析

Ask

御社内にある人事データとサーベイ結果を用いて、組織状況の統合的な分析を行います。

記載の金額は、サーベイ1回実施あたりの金額です。初期費用は無料、最低料金は10万円(税別)から、となっております。シンクタンク等での調査研究への利用も可能です。お気軽にお問い合わせください。

よくある質問

エンゲージメントやストレス度の計測は可能でしょうか?

組織コンディションチェックのオプションをつけることで計測が可能です。信頼と併せて、エンゲージメントやストレス度を計測することで、より正確に組織の状態を把握できます。

推奨されるサーベイの実施回数や実施頻度はどの程度でしょうか?

半年に1回、もしくは四半期に1回の頻度での実施がおすすめです。御社の状況にあわせて最適な実施頻度をご提案いたします。

回答者ひとりひとりの結果は見ることはできるのでしょうか?

組織診断サーベイであること、またプライバシー保護の観点から、個々人のスコアの開示は行っておりません。

最低何人から導入が可能でしょうか?

30名が導入に必要な最低の人数です。30名未満では統計的に有意な分析ができず、組織開発に効果的な示唆が得られません。

他の組織診断や組織サーベイと併用可能でしょうか?

どのプランにおいても併用は可能です。しかし、回答者及び実施者の負担が増加するため推奨されません。仮に、併用をお考えの場合は、ベーシックプランの活用がおすすめです。イノベーションの生まれやすい組織への変革に必要な質問項目を厳選しているため、回答者及び実施者の負担を軽減することができます。

回答時間はどの程度かかるのでしょうか?

ベーシックプランの想定回答時間は約20分です。組織コンディションチェックの想定回答時間は約5分(合計約25分)です。